まゆねこ 徒然

笑顔で 前向きに のんびりぼんやり

突然のこと


父が亡くなった


しばらく前から体調を崩していた

昨年夏ごろから、食事もギリギリの量だった

なのに、病院も治療も拒み続けた


何故だか分からなかった


動けなくなって、救急車を呼んだ

救急車の中でも、治療を拒み続けた


分からなかった


入院し、3日で亡くなった




死亡証明書には

という字があった




やっぱりと思った

気づいていた


でも、父は認めなかった




無理にでも鬱を認めさせば良かったのか

食事を無理強いでも摂らせれば良かったのか

本人の意思を無視してでも、治療すれば良かったのか


きっと、ずっと、残る痼り




わたしは、間違っていたのだろうか




工事現場のおじさん


近所に、工事中の公団がある


いつ休んでるんだろう?

そう思うほど、毎日同じおじさん…というかおじいちゃんが、トラックを誘導している


最初は、少し遠目で見ていた


ま(背中曲がっとる…けっこうええお歳なんやろなぁ…)



夏の日差しが増すごとに、日陰側を歩くようになり、おじさんの視界に入るようになっていた



ある日、ふと、目が合った


お「おはようございます!!!」


小柄なおじさんから出ると思えないほどの大きな声で、

自分、少し仰け反った

多分ちょっと、声も出た


ま(えぇぇぇぇぇ…)


その日から、毎朝、目が合うようになった




(つづく…かも)