工事現場のおじさん
近所に、工事中の公団がある
いつ休んでるんだろう?
そう思うほど、毎日同じおじさん…というかおじいちゃんが、トラックを誘導している
最初は、少し遠目で見ていた
ま(背中曲がっとる…けっこうええお歳なんやろなぁ…)
夏の日差しが増すごとに、日陰側を歩くようになり、おじさんの視界に入るようになっていた
ある日、ふと、目が合った
お「おはようございます!!!」
小柄なおじさんから出ると思えないほどの大きな声で、
自分、少し仰け反った
多分ちょっと、声も出た
ま(えぇぇぇぇぇ…)
その日から、毎朝、目が合うようになった
(つづく…かも)